- 物質的に満たされているが、充満する閉塞感をもった現代社会。
- 「いのち」が軽視されるなかで、生起する諸問題、課題。
- 仏教は「生老病死」という「いのち」に関する根本的な苦悩からいかに脱却するか、そして生老病死を貫いている「生命」とは何かを説いてきた。
- 自己はどこからきたのか
- 自己はどこにいくのか
- 自己とは何か
- 今一度、人間を深く見つめ、生老病死の現実的な「苦」と向き合うことが必要であります。
- 「縁起するいのち」として、本来の人間の姿に気づき、また「生かされて今ここにいる」という実感をもち生きていきたいと考えます。
- 仏縁を結んでいただければ有難いことであります。
- 合掌
- 2010.12.10
- 紫雲山教念寺 公式ホームページ オープンしました。
- 宗派
- 浄土宗西山禅林寺派
- 本尊
- 木造阿弥陀如来座像
- 開山
- 不明
- 開創
- 元禄五年(1692年)と伝えられる
- 文化財
- 本尊木造阿弥陀如来座像 平安時代前期
- 平成21年6月1日 京田辺市指定文化財に指定される
- 高さは73.9cm、「ヒノキ」かと見られる針葉樹で作られ、割矧(わりはぎ)造りで、定印を結びます。
- 骨太の体つきで、太い鼻梁と引き締まった口元のなどから、偉大な印象を与え、平安時代前期(9世紀)の力強い作風を引き継いでいることを推察させますが、整った衣文や製作技法から、10世紀の製作と考えられます。
- 京田辺市内には、10世紀の彫刻作例は少なく、その期の本格的な作風と構造を備えた貴重な像です。
- (広報京田辺 2009.6.15 記事より)